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ミドルシニア向け☆はじめてのキャリア研修(3)~ライフイベント表で未来を考えよう!

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「家計の収支確認表」「家計のバランスシート」で現在の状況がわかりました。
ここまで、現在の状況を確認したことになりますので、次に未来について考えます。

ライフイベント表とは

人生にはいろんなライフイベントがありますね。
就職、結婚、異動、昇進、引っ越し、退職、離婚、定年だけでなく、
子供の入学・卒業・受験・結婚・孫の誕生など。

人によっては

  • 毎年旅行に行きたい
  • 定年後に大学院に行きたい
  • 海外に語学留学に行きたい
  • 家を大きくリノベーションしたい

など、ほんとうにいろいろなイベントがあります。

そして、それらのイベントにはお金がかかりますね。
家計簿では「特別な出費」に含まれるものではないでしょうかね。

そういった「特別な出費」がこれからどれだけあるかを確認するのが、ライフイベント表です。

日本FP協会HPから、ライフイベント表をダウンロードしましょう。

こちらのページの「ページ内リンク-ライフイベント表」リンクから、PDF版とエクセル版が選べます。

ではライフイベント表を書きだしましょう

まずは、今わかっている範囲での予定を書き出しましょう。

例えば・・・
・子供の入学と卒業〜幼稚園・小学校・中学校・高校・大学等
・子供のための各種イベント〜七五三など
・車の買い替え
・家のリフォーム
などなど。

ずいぶん先の話だから金額なんてわからないよ、というときは、現時点でかかる金額を調べてざっくり記載し
ます。

やはりFP協会のHPに「主なライフイベントにかかる費用の目安」が載っています。

ざっくりでいいんです。
ライフイベント表も毎年見直します。
イベントが近づいてきた時点で再度数字を見直せばいいんです。

Bucket List

予定のほかに、家族全員の夢や目標を書き出して、それをライフイベント表に入れたいですね。
でなければ、予定だけのとても味気ない人生のような気がしませんか?

そうなると一番いいのは、それぞれがBucket Listを作る ということではないでしょうか。

Bucket Listとは、「生きているうちに自分がやりたいことリスト」のことです。

作り方はこんな感じ。

  1. したいことを書き出す。小さなことでも良い。現実的に考えない。 例:キングダムを紙の漫画で全巻揃える とか。置き場所とか考えないこと!
  2. 100個目指して書いてみる。思いつかなければカテゴリごとに考える。例:行きたい場所、挑戦したいこと、欲しいもの、会いたい人・・・
  3. 優先順位と期限を決める。タイムバケットといって、20代、30代、40代などのカテゴリにわけたものをつくるのもいいみたい。
  4. 定期的に読み返し、どの程度達成できているかを確認する。

ライフプラン表を作る前にBucket Listを作るなんて大変!なのは確かですが、お金の稼ぎ方、お金の使い方の基本になる価値観をあぶりだすものなので、やはりお勧めです。

そしてタイムバケットをまで作っておくと便利です。
ライフイベント表では、ライフイベントごとにそれはいつの予定か、家族はその頃何歳か、そしておおよそいくらくらいかかるのかをざっくり書き出すのです。

家族全員の夢や目標

Bucket Listで出てきた夢や目標も、ライフイベント表に盛り込みましょう。

例えば・・・

  • 毎年夫婦で旅行
  • 大学院で学び直し
  • 犬を飼いたい、猫を飼いたい
  • 絵を描きたい
  • 音楽を習いたい、楽器を買いたい
  • 起業したい

などなど・・・

どんなライフイベントを入れるかは人それぞれの環境によって変わりますが、人それぞれの価値観によってもかなり幅があります。
それぞれの価値観に基づくものなので正解はありませんし、十分に時間をかけて自分に問いかけていくことが大切です。

今、こうやって家計診断をしているのは、ただお金を稼ぐ、貯めるだけじゃなく、何にどうやって使うことが自分にとって、家族にとっての幸せなのかを考える作業なんです。

あるいは、この幸せのためにもっと頑張って働かなくちゃってこともあり得ますよね。
それらも全て含めて、自分の価値観を見極めることが大切です。

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